
外壁塗装工事はお家の見た目を回復させるとともに、建物を守る重要なメンテナンスです。
外壁塗装の性能を十分に発揮するためには、決められた工程を守ることが大切。塗装を依頼する前に、工事の流れやそれぞれの工程にかかる期間を把握しておきましょう。
■外壁塗装の工程とかかる期間
- 近隣あいさつ、塗装準備 1日
- 足場の設置工事 1日
- 高圧洗浄 1~3日
- 下地処理 1日
- 建物・周辺の養生 1日
- 塗装 3日(下塗り、中塗り、上塗り)
- 完了点検・手直し 1日
- 足場の撤去・片付け 1日
外壁塗装にかかる期間は10日から2週間程度です。
契約時に提示される期間がそれよりも短い場合、本来必要な工程を省くことで利益を得ようとする悪徳業者である可能性があります。そういった業者の場合、下地処理が不十分、塗装回数が少ない、乾燥期間が短いなどの場合は塗料の寿命よりも塗膜が早く劣化し、すぐに再塗装が必要になる可能性も。
このような事態を防ぐためにも、契約の際は必ず工期を明示してもらいましょう。
天候の関係で工期が遅れる可能性はどうしてもあるので、その点には注意が必要です。
■外壁塗装の工事中に確認すべきこと外壁塗装では臭いや工事車両の出入りでご近所に迷惑がかかる可能性があります。
近年では近隣の方への挨拶をしてくれる業者が一般的ですが、対応していない業者の場合は自分で粗品を用意し、近隣へあいさつに行く必要があります。
その場合、工期と工事の時間、休日の工事の有無などを伝えると親切です。
ヤマトリフォームではご近所様へのご挨拶もしっかり行わせていただきますのでご安心ください。
工事の前には自宅の周りにあるものを片付け、足場工事や養生(塗料の付着やキズを防ぐためシートやテープで覆う処理)の邪魔にならないようにします。建物以外に特に養生してほしい部分があれば、事前に伝えておきましょう。
塗装は塗膜の密着性を高めるシーラー(下塗り)、同じ塗料で行う中塗りと上塗り、計3回行うのが基本です。
乾燥が不十分だと塗料の性能が発揮できませんので、きちんと3回塗られているか、塗装ムラがないかといった点を注意して観察してください。足場の解体時にキズや剥がれが起こることもあるので、片付け後もチェックすることをおすすめします。
■まとめ
外壁塗装工事には、ある程度の期間が必要です。
キズの補修箇所や細かな塗装部分が多いと、さらに日数が必要になることもあります。工期の極端に短い業者は避けておいた方が無難です。
工事中は自由に外出できますが、足場があるため盗難被害にあわないよう戸締りをきちんとしておきましょう。