ALC外壁 ヘーベル版 パワーボード のメンテナンス
2015/01/26
一般的にALC外壁材は、サイディングやガルバリウムに比べて断熱性、に優れていると言われています。
耐火性も高いです。
内部には、たくさんの気泡が、セメントのようなものを圧縮された形で形成されております。
水に浮くくらい軽量なコンクリートとと言われているため、耐震性にも優れていると言えるでしょう。
しかしながら、短所もあります。一番の弱点は、耐候性がALCの上にある塗膜のみで保持されているということ。
ALC外壁本体そのものは、素晴らしいものですが、塗装によって守ってあげないと直ぐに劣化してしまいます。
またALCとALCの繋ぎ目には、シーリングが重鎮されています。建物は、構造上どんな時でも、揺れており、その振動を吸収するために建物と外壁も一緒にスイングさせるのです。
その揺れで、パネル同士の起きる摩擦や衝撃を吸収するためにシーリングが重鎮されているのですが、こちらも耐久性は長くなくメンテナンスが必要です。
メンテナンスしないで、放置されれば10年ほどで、シーリングが硬くなりひび割れて、ALCパネルの裏面に水を浸透させることになるでしょう。
早目に塗装を施しておけば、外壁材もシーリング部分も塗膜によって守って上げることが出来るため、長い目で見たお家のメンテナンスの費用を大幅に削減することが可能です。
外壁が壊れれば塗装だけでなく、左官屋さんやパネル屋さんが必要ですし、シーリングが悪くなってしまえば別途でシーリング打ちかえ工事が必要になってしまいます。
早目、早目のメンテナンスで大事なお家を守ってあげましょうね!
代表 登丸