なぜ三回塗りするのか。
2016/11/11
まず下塗り
◎塗る部材の吸い込みをとめるため(吸いこみを止めずに塗料を塗るとまともな塗膜が形成されない。)
◎下塗り後に塗る塗料との密着性を向上するため
◎傷んだ部材に浸透させて内部から固めるため
中塗り
◎三回塗り目(仕上げ塗り)にきちんとした最終塗膜をつくるため
◎最終的に望むべき膜厚にするため
上塗り
◎耐候性と仕上がりを素晴らしくするため
たまに4回塗りしますという事を聞きますが
勿論4回塗りの塗料もあるため、そちらは否定しませんが
一般的な塗料を4回も塗ると、、、。
◎ひび割れが入りやすくなる
◎剝がれやすくなる
◎意味がない
◎元々、想定されている透湿性が失われるため内部の湿気を逃がせなくなる
要するに無駄です。
では三回塗りをきちんとしてもらうにはどうしたらいいか?
簡単です。
中塗りと上塗りの色を少し変えてもらえばいいのです。
なぜ少し変えるだけなのか?
極端に違う色を中塗りに使用すると仕上がらなくなるからです。
てな訳できちんと施工した塗装はこんなにも美しい。
↓以下添付写真↓
技術と知識と心が揃って初めてプロと言えるのでしょう。