塗料を選ぶ際のチェックポイント

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塗料を選ぶ際のチェックポイント


2018/03/08
  外壁塗装に用いる塗料にはさまざまな種類があり、塗料によって料金も耐久年数も大きく異なります。見積もりを見ても、塗料に対する知識がある程度なければ判断できません。   そこで、こちらでは塗料を選ぶ際にチェックすべきポイントをまとめてご紹介します。   ■塗料を選ぶ際のチェックポイント ・予算 塗料の種類によって、当然ですが価格が変わってきます。 メーカーによっても異なりますが、30坪の一般的な木造住宅の場合、塗料だけの費用の目安は次の通りです。  
塗料の種類 塗料価格の目安 耐用年数の目安
アクリル系 12~24万円 4~7年
ウレタン系 20~24万円 6~10年
シリコン系 30~42万円 8~15年
フッ素系 42~53万円 15~20年
 機能性塗料 (光触媒・無機系・遮熱・断熱など) 60~65万円 10~20年
  ・塗装をする範囲 雨どいや雨戸といった付帯部分を、どこまで塗装するかも重要。 外壁と素材の異なる部分には、それに応じた塗料を用いなければなりません。   付帯部分を含めて、すべて溶剤2液型の高品質塗料を用いると仕上がりがよくなります。 ただし、混ぜる手間がかかるので、人件費も含めて施工費が比較的高額になります。   ・付加機能の必要性 近年では技術開発が進み、機能性を備えた塗料が多数登場してきました。 付加機能を備えた塗料はそうでないものに比べると高価ですが、メンテナンスや冷暖房光熱費などの別の部分での費用を抑えてくれます。 住宅そのものの性能とのバランスを考えて必要性を判断しましょう。  
塗料の種類 特徴
光触媒塗料 太陽光と雨水の力を用いて、汚れを自動的に洗い流す性能を備えています。 耐用年数に優れており、メンテナンスの負担を減らします。
断熱系塗料 外気温の影響を減らし、冷暖房の効率を高めます。
遮熱系塗料 日射熱を反射することで室内温度の上昇を防ぎ、快適性を保ちます。
  ・色の確認 外壁の色はサンプルで確認しますが、実際の家に塗ると塗装範囲が広いため、印象が大きく違って見えることがよくあります。 サンプルを見て「これがいい」と思った色に対し、彩度と明度をワンランク落とすと良いでしょう。   塗替えでは景観や住宅デザインとのバランスが崩れることも多いので、それらを考慮して選ぶことをおすすめします。   ・メンテナンス期間 実際の工事では塗料価格に加えて、高圧洗浄や下地処理、足場、運搬などの合計額がかかります。 塗料の価格は、工事代金全体に対してほんの2~3割にすぎません。耐用年数の高い塗料を選び、工事頻度を減らした方が費用負担は小さくなります。   コストと耐用年数のバランスを考えると、近年普及が進んでいる「シリコン系塗料」がおすすめです。さらに耐用年数の長いものを希望される方、断熱性や遮熱性を希望される方にはフッ素系や機能性塗料をご紹介しています。   ■注意点 複数の業者による相見積もりをとっても、使用する塗料のグレードや塗装範囲が異なっていると正確に比べられません。 安い業者を選んだつもりが、グレードの低い塗料を使われたり、付帯部分が別料金になって結果的に高くついたりといった失敗のもとになります。   見積もりを取る際は、どの業者にも同じ条件を伝えることが大切です。   ■まとめ 塗料を選ぶ際は価格だけでなく、耐用年数や機能性もチェックすることが大切です。 色選びは失敗しがちなポイントなので、ただお客様に言われるままに作業を進める業者ではなく、経験を生かしたアドバイスをしてくれる業者を選ぶことをおすすめします。  

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